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「ヒトト」 人にとって大事なこと

 

先日行ったご飯屋さんについて。

 

 

今、私は諸事情により実家に戻ってきているんだけど、

ここ数年のうちに新しい店がどんどん出来てきているみたい。

 

なにやら、

東京から経営者が来たり?

世界で2店舗目がここに出来たり?(すごくない?)

 

新しい風が地方に参入してるっていうか、

わたしが記憶している、閑古鳥が鳴きまくった廃れた街は

もうなくなるみたい、、!

 

 

で、

そんな地方にも、オーガニックの風が!

マクロビ食が食べられるご飯屋さんが出来たらしい。

 

とは言ってもまあ、もともと農業が盛んな土地だから

意識せずとも、毎日の食卓には野菜や果物がたくさん並んでいるんだけどね。

 

 

 

ビルの3階にあるその店の名前は「ヒトト」

3階にたどり着くまでには、

1階のメガネ屋さんと2階の花屋さん、レコード屋さんを

経由するんだけど、

いずれの店もとてもセンスがよくて期待が膨らむ。

へ〜、こんな場所あったんだ。。

 

 

店に入ると、若い女性の店員さんが笑顔で迎えてくれた。

この店、内装とか間取りとか店員さんの雰囲気とか、

すご〜く素敵。かわいい、じゃなくて、素敵。

 

小上がりがあって低めの台が3つ。各場所に座布団も配置されてるんだけど、

いかにも和!な感じじゃない。

壁は確か、石臼みたいなグレーだったか糠みたいなベージュだったか、台(あえてテーブルとは言わない)とか椅子はくすんだ木の素材。

無機な印象があるかもしれないけど、

ぽつぽつと生けてある素朴な野花と、手書きのメニュー、それに店員さんの優しい雰囲気も相まって、なんだかただいま〜って言っちゃうような、そんな店。

 

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3種類ぐらいあるメインメニューは、全てマクロビ寄り。

わたしはお豆腐カツ定食をオーダー。

揚げ物で卵使うから、完全にマクロビではないのかな。

この前自分でお豆腐カツを作ってみたんだけど、

水切りが甘かったのかうまく衣が密着しなくて。

勉強して帰ろ〜って思いました。

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まあるいお盆に乗せて、優しい店員さんが配膳してくれた定食は、

一汁三菜。

メインのお豆腐カツにはなにやら甘酒と自家製味噌で作ったオリジナルソースがかかっていて、衣も細くて、お上品っ!

ひじきと納豆は、これぞ!素材の味。

お味噌汁は味噌の味が生きてる〜〜。

 

でね、店員さん。

持ってきてくれた時に、フレンチ並にお料理の説明をしてくれるの。

地元のものを使ってますよっていう信念が伝わったし、

何よりね、実際口に運ぶ時に、美味しいだけじゃない付加価値がつくの。

へぇ〜、自家製のお味噌って雑味がないんだ、とか、

コシヒカリって、よく噛むと甘いんだな〜とか。

 

 

食べるって行為は、

意識を持たないと、どうしても

テレビを見「ながら」、スマホをいじり「ながら」とか、

ないがしろにしてしまいがちだけど、

こんな風に説明してくれたら、大事に食べなきゃなって気持ちになる。

で、大事に食べると、身になってる感じがする。

そんでもって、身になってるものがいい食材だと、なんだか得した気分♪

 

「食べられる」って、有り難いことなのだな〜〜と、食育を受けました。

 

もちろん美味しかったし、でも、何より際立っていたのが

店員さんたちの真髄さ♪

農家さんとか食材を作る人たちの想いに、

美味しさを上乗せしてお客さんに届けているって感じがした。

「わたしが料理を作ってる」っていうより、

「この食材を使ってお料理させて頂いている」って気持ちが伝わりました。

 

 

ご飯を食べに来たってより、

食育を受けに来た、働くって姿勢を学びに来た、

っていう感覚になりました。

 

そっか、わたしが作って失敗したお豆腐カツは

その気持ちが足りなかったのかな。

食材と向き合って、出来上がるまでのバックグラウンドを想像しながら作らなきゃ、

食材も答えてくれないもんね。

 

 

身土不二、お仕事と向き合うこと、良いものを選択すること、

そんなことを教えてくれるご飯屋さんでした。

「ヒトト」、オススメです。